91Days 第10話「誠実の証」の感想

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cf

 

感想(ネタバレあり)

今回アヴィリオは一番大事なものを自分の手で葬ります。

悲し過ぎますけど、

これも復讐のため。

でも空しさが残るのは気のせいでしょうか。

 

 

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大事な親友を自分の手で・・・

 

シカゴでガラシア・ファミリーと交渉するため

船でローレスの街を離れるアヴィリオ。

なぜかティグレが見送りに来てますけど、

どうやらアヴィリオがコルテオの逃亡を手助けしないか

警戒しているようです。

 

でもたぶんティグレ自身の判断ではありません。

ティグレはどちらかというと

アヴィリオやコルテオに融和的でしたから。

疑っているのは、おそらくネロの腹心の

黒幕声の眼鏡野郎でしょうねえw

 

ティグレと別れて船に乗るアヴィリオ。

そしてある人物と落ち合います。

その人物とは、

変装していたコルテオ!!

変装と言っても髪型変えているだけですけどw

やっぱりティグレとその部下無能ですわ。

 

OPを挟んで回想へ。

ようやく前回ガンゾの家を訪問した後のことが分かります。

 

アヴィリオに手紙を寄越したのはやっぱりガンゾでした。

どうやらヴィンセントがアヴィリオのことを気にしていて、

アヴィリオの捜索をガンゾに命じたみたいです。

そしてガンゾはアヴィリオの所在を突き止めますけど、

アヴィリオは死んだとヴィンセントに報告して、

実際はアヴィリオを利用しようと考えついたみたい。

 

で、どうしてそんなことを考えたかというと

ただ良い酒、良い女、そしてローレスの街が欲しいから

 

普通に自分の欲望のためかよ。

 

ちょっとここは興ざめです。

もう少し深刻な理由の方が盛り上がったのに。

単純すぎます。

 

アヴィリオとしても今更後に戻ることができませんし、

ネロは何とかなるとしても、

ヴィンセントを殺るにはどうしてもガンゾの協力が必要。

つ~わけで共闘関係が結ばれました。

 

まあ、地味にアヴィリオ自身が殺されたら、

ガンゾが送った手紙がネロの元に届けられるように

仕掛けていたのも功を奏したようですけど。

どうやら前回アヴィリオがチェロットの元を訪れたのは

このためだったみたいですねえ。

 

あと当然アヴィリオは

コルテオを取り戻すことに成功します。

 

そしてまた現在の時間軸に。

アヴィリオとコルテオはシカゴに向かう前に

以前自分が住んでいたアパートに戻ります。

これは第1話に登場した場所。

アパートに下で井戸端会議していた婆さんたちも健在のようでなによりw

 

アパートで2人の生活が始まります。

親友同士というよりはカップルですけどw

 

一緒に買いものして、

一緒にごはんを食べて、

別々ののベッドだけど一緒の部屋で寝て、

穏やかな時間が過ぎていきます。

気持ちアヴィリオとコルテオの顔も

影が無い感じがしますね。

 

 

そして、

 

「帰ってくる」

 

そう言い残し、

アヴィリオはシカゴに向かいます。

 

もともとアヴィリオがローレスの街を離れたのは

ガルシア・ファミリーと酒を売る交渉をするため。

ちゃんと仕事をしてネロの心象をさらによくしなければなりません。

そうしなければ復讐の成功がおぼつきませんので。

 

数日後、

アヴィリオがなかなか帰ってこないことにいだらつバルべロ。

バルべロはコルテオの一件からアヴィリオを疑っているようです。

それまではアヴィリオに優しかったのに。

バルべロに言葉に冷や汗をかくガンゾ。

分かりやす過ぎるわこのおっさん。

こっちが冷や冷やだよw

 

そしてタイミングよく戻ってくるアヴィリオ。

もちろん交渉は大成功。

おまけにシカゴでマーケティングまでやってきますので

ますますネロの覚えがよくなります。

 

ああ、バルべロは

それも面白くないのかもしれませんねえ。

 

ネロの1番の子分は自分だと思っていたら、

アヴィリオという得体の知れない奴がしゃしゃり出てきて、

いつの間にか自分よりネロの近いところを占拠されてしまった。

 

いわゆる嫉妬という奴。

見た目から

神経質そうで

嫉妬深い感じが

してましたからね、バルべロは。

 

今までは自分が1番という自覚があったので

アヴィリオにも優しく接することができたのでしょう。

でも気付いたら追い抜かされていた。

こりゃあバルべロも焦りますわ。

 

 

そんなバルべロの焦りが

コルテオの行方の手掛かりを見つけることに。

 

バルべロは自身で調べて

ようやくコルテオが

アヴィリオが乗船した船に乗っていたことを突き止めます。

 

アヴィリオを追い落とすチャンス到来。

生真面目な顔して、

でも心の中では万遍の笑顔で

このことをネロに報告するバルべロの姿が目に浮かびます(もちろんそんなシーンないけど)。

 

ネロに呼び出されて

ネロの屋敷にやってくるアヴィリオ。

さあ、吊し上げの始まりです・・・と思ったら、

なぜかコルテオが。

 

どうやらガンゾが事前にコルテオを呼びよせたようです。

バルべロがアヴィリオを糾弾するということをコルテオに教えて。

 

コルテオの尋問を始める一同。

コルテオはアヴィリオを庇います。

ネロの命を狙ったのも全部自分の独断だったと。

まあその通りなんですけどね。

 

またバルべロに

ネロの右腕の座をアヴィリオに奪われるのが怖いんだろうと

挑発的な言動まで。

その後バルべロはコルテオを殴ってますので

たぶん図星だったのでしょうねえ。

 

そして最後のシーン、

ネロはアヴィリオに銃を渡します。

その意味は、

 

お前が落とし前を付けろ=コルテオを殺れ

 

ということ。

 

コルテオは既に覚悟ができているのでしょう。

顔が穏やかです。

どうして戻ってきたんだと

コルテオを攻めるアヴィリオに

小さい頃の合図をするコルテオ。

 

それに合わせて

銃の引き金を引くアヴィリオ・・・。

 

 

こうなることは分かっていましたけど、

やるせないです。

悲しいです。

 

コルテオを射殺した後、

闇落ちした顔で

アヴィリオはこう言います。

 

「すぐに会えるさ」と。

 

ここ背中がゾーッとしましたわ。

 

 

今回はここで終了です。

もうストーリーに引きこまれて

早く次が見たいです。

 

ただ今回作画が万策尽きた感じがしましたね。

特にバルべロの顔。

バルべロがコルテオを殴るシーンの

バルべロの作画が残念過ぎました。

 

次回作画が元に戻っていることを望みます。

ストーリーは秀逸なのですから。

 

今回のまとめ三行

 

・アヴィリオとガンゾの共闘成立

・アヴィリオとコルテオの穏やかな日々

・アヴィリオがコルテオを射殺

 

 

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