はがねオーケストラ 第1話「やっちゃった♪」の感想 「目的はゲームをダウンロードしてもらうこと」

スポンサーリンク

c1

 

 

感想(ネタバレあり)

 

オリジナルアニメを含め、

基本TVアニメは何か商品を売るために制作されます。

マンガやラノベが原作のアニメは原作を売るため、

ゲームが原作のものは

ゲームを売ったりゲームに登録してもらうため。

 

視聴者もそのことはよくわかっていますけど、

製作側は目的を大っぴらに言わないのが

お約束でした(ニコ生とかでの宣伝は別)。

 

でもTVアニメが氾濫している昨今、

注目を浴びず、

ひっそりと終わる作品もどんどん増えており、

TVアニメの本来の目的、

何かを売るという目的の達成が難しくなっています。

 

そんなTVアニメ受難の時代に登場したのが本作。

 

今までのTVアニメが

あんまり大っぴらにしなかったお約束を完全破棄。

スマホゲームに視聴者を誘導するためという制作目的を全面に打ち出す潔さ。

自らをセルフマーケティングアニメを名乗り、

強敵がしのぎを削るTVアニメに殴りこみです。

 

スポンサーリンク

見どころはラテアート?

 

本作の舞台は

過酷な環境が広がる世界。

OPと第1話の最初だけを見れば、

硬派な兵器で生き抜く人達のストーリーと錯覚しそうになります。

全力で釣ってやろうという悪戯心をヒシヒシと感じますねw

 

まあすぐに人々に悲壮感がまったくなく、

なんだかんだで明るく楽しくやっていたという

ナレーション入りましたしw

 

 

そしてお話は本作のメインの場所になりそうな

集落彩へ。

ここでメインキャラの紹介が始まります。

 

防衛隊総隊長代理のクレハ、

実は敵のスパイ(ネタバレ)の行商人マーシャ、

ハガネ整備士ナナカ、

そしてすぐに脱ぎたがる防衛隊員のカコ、

 

最初からマーシャのネタバレを

テロップで出すという掟破りの所業w

さすがセルフマーケティングアニメ(え?)。

 

さてメインのキャラたちは

どうやってゲームをダウンロードしてもらうか

話し合います。

 

そしてそのためにはまず知名度を上げるのが急務という結論に達し、

アキバでティッシュ配りをすることに。

 

でもここは過酷な環境の世界。

ティッシュ一つ調達するのも大変。

植物の繊維からティッシュを作るという

気の遠くなるような作業を行ってようやく配るティッシュが完成。

 

そしていよいよ配布ですけど、

ムサい男性キャラが配ってもなかなか受け取ってもらえません。

当然ティッシュ配りは失敗。

残ったのはティッシュの在庫のみw

 

でもこれくらいでへこたれません。

次はティッシュにハガネ(本作に出てくる兵器?)のパーツを

おまけで付けるという作戦を実行します。

 

当然パーツといえども

兵器をアキバの駅前にもって来れば、

お巡りさんが飛んできます。

で、やっぱり失敗とw

 

ただおまけのアイディアは結構よかったようなので

カコがあるものをおまけに付けようとしますけど・・・

 

あえなくカコはお縄になりましたw

 

さて気を取り直して

次はアキバ名物(?)メイドさんに目を付けました。

そしてメイドさんがティッシュを配ること。

 

しかしなぜ男性キャラにメイド服を着せて配らせるのかw

ガタイが良すぎて男の娘とは呼ぶにはちょっと・・・

 

ホントにこの人達、

ゲームの知名度あげるつもりあるのかしら?

 

そして最後の最後で本当の主人公が登場します。

その名はクリス(名前変更可)。

なんと鬼斬と違って男性キャラもボイス付です。

それも斎藤壮馬さんという売れっ子男性声優を使うなんてw

 

本編はここで終了。

そして本編の後になぜか唐突に始まる

ラテアートの作成風景。

 

 

わからん。

なぜゲームに人を誘導させるために作られたTVアニメで

ラテアートなのか?

 

このアニメのノリ、

好き嫌いがハッキリわかれると思います。

まあ個人的にはこのノリは嫌いじゃないので

しばらく視聴するつもりです。

 

 

 

今回のまとめ三行

・セルフマーケティングアニメを名乗る

・過酷な世界だけど明るく楽しくやっているようです

・見どころはラテアート?

 

 

タイトルとURLをコピーしました