感想(ネタバレあり)
今回は師団級魔獣ベヘモス戦。
学生に過ぎない主人公のエルには
出番は・・・。
正規のナイトランサーでも止められない
前回の最後のシーンのちょっと前、
師団級の魔獣が
クロケの森に襲来。
駐屯していたナイトランナーが
シルエットナイトに騎乗して
足止めを図りますが、
ベヘモス相手に何もできず
一方的に撃破されるだけ。
これシルエットナイトでは
倒せないんじゃ?
と思えてくるくらいの
圧倒的な力の差です。
こんな奴が跋扈している世界で
よく人類は滅んでないですね。
さて時間が戻って
前回の最後の地点。
エルたちのおかげで
中等部の2、3年生との合流に成功。
キッドやアディの姉であるステファニアも
無事なようです。
助けに来てくれたエルに
抱き着くステファニア。
これにはアディがご機嫌斜め。
すぐにアディもエルに抱き着き
争奪戦の様相になってきます。
ただ恋愛というより
大好きなおもちゃの取り合いに見えるのは
私だけでしょうか?
たぶん取り合いされている
エルが冷めた目なので
そう思うのでしょうけど。
ナイツ&マジック第2話より引用
もしかしてエルって
女性に興味ないの?
さてエルは
魔獣がほとんどいないはずの
クロケの森に
たくさんの魔獣がいきなり出現したことに
疑念を持ちます。
エルって冷静ですねえ、
普通はそんなこと考える余裕なんて
ないはずですが。
ただすぐにベヘモスが
視界に入ってきて
考えないでもよかったですけどね。
エルがシルエットナイトに騎乗
いきなりの師団級魔獣の出現。
パニックにならない訳ありません。
魔法を一発打って、
混乱の収拾を図るエル。
あんた1年生なのに落ち着きすぎ。
高等部のシルエットナイト5機が
時間を稼ぐうちに
中等部の生徒は脱出を図ることに。
でも正規のナイトランナーが
8機のシルエットナイトで挑んで
一方的に殲滅させられたのですから、
学生風情がどんなに頑張っても・・・
と思ったら、
ベヘモスの意識を分散させることで
意外と対抗できています。
これならやれる?と
思った瞬間、
ベヘモスさん少し本気を出しました。
ベヘモスのブレスで
瞬く間に1機殲滅。
これには学生たちも呆然。
そして恐怖が襲ってきて・・・。
さっきまで勝てるかも?と
思っていたディートリヒ先輩。
他の学生たちを見捨てて
逃亡を図ります。
他のアニメだったら
逃げ出せずに真っ先に
消されることが多いのですけど、
ディートリヒ先輩は
見事逃亡に成功・・・
と思ったら、
いきなりハッチを開けられて。
エルの魔法で失神する
ディートリヒ先輩。
どうやらエルはディートリヒ先輩の
シルエットナイトを貸してもらい、
ベヘモスに戦いを挑むようです。
でもエルの体格では
シルエットナイトを動かすことは
できないのでは?
と思ったら、
エルは強硬手段を取ります。
操縦桿を壊して、
そこに剣を突っ込み、
あとは自分の魔法で制御しようと
試みたのです。
さすがご都合主義の塊、
なろう小説の原作の作品。
当然動き始めるシルエットナイト。
こっちの世界に転生してきて12年?
ようやくロボットを動かすことになったエル。
感慨深いでしょうねえ。
夢が適ったのですから。
ナイツ&マジック第2話より引用
でも今はそれよりも大事なことがあります。
それはベヘモスを倒すこと。
すぐにベヘモスにいるところに
向かうエル。
でもエルが動かすシルエットナイトって
何か動きが滑らかで
さっきまでの重厚感が
なくなってしまったのですけど。
魔法で直接制御しているので
よりスピードが向上しているのでしょうか?
でも重い機体をこれだけ
動かせば機体にだいぶん負荷がかかるはず。
やっぱりというか
ベヘモスとの戦いの中で
それが顕著にあらわれることになります。
エルがほぼ単独で撃破
さてディートリヒ先輩が逃げ出した後、
あと1機破壊され
残りに2機で何とかベヘモスの侵攻を
喰いとめていましたが
それもここまで。
そういったところに現れた
エルが操るシルエットナイト。
悲壮感漂うようなシチュですが、
エルはロボットを動かしているという
感動で悲壮感ゼロ。
こういう場合は
足元をすくわれることが
多いのですけど、
そんなこともなく、
順調に攻撃していきます。
しかしベヘモスに
ダメージを与えることが
できません。
実はベヘモスは
その巨体を支えるために
その体には強力な防御魔法が
掛けられており、
そのためにシルエットナイトの
魔法砲撃や剣でも
なかなか打撃を与えることが
できないのです。
そしてようやく
正規のナイトランナーである
ヤントゥネン騎士団が到着。
数十機単位のシルエットナイトに
対魔獣用の兵器まで完備。
これでエル達もお役御免となるはずが
ベヘモスの攻撃によりに
苦戦を強いられます。
そして撃破されていく
ヤントゥネン騎士団のシルエットナイト。
この事態にエルさんご立腹です。
エルさん曰く、
「ロボットを壊していいのはロボットだけ」
らしいので。
シルエットナイトを動かす
マナも残りわずか。
事態を好転させるために
エルは最後の賭けに出ます。
シルエットナイトの操縦を
目を覚ましていたディートリヒ先輩に
押し付け、
自分は魔法の詠唱を開始。
そして・・・。
最後に突き刺した剣を
通じてベヘモスの脳髄に
電撃を浴びせて
ベヘモスを体の内部より破壊。
ナイツ&マジック第2話より引用
これにてエルの初めての
シルエットナイト操縦は
エンドとなりました。
波紋は国を動かす?
初めてシルエットナイトを
動かした学生が
ほぼ単独で師団級魔獣を撃破した。
この事実は国を揺さぶります。
もしこれが外部に洩れれば
正規の騎士団のメンツは丸つぶれ。
他国からは侮られる恐れもあります。
そこでエルが
単独でベヘモスを倒したという
事実は伏せられ、
国王はエルと対面することに。
ナイツ&マジック第2話より引用
今回はここで終了です。
第2話でコミックス2巻の範囲がほぼ終了。
相変わらずの凄い進み具合です。
でもここ引っ張っても
意味ありませんから
これはこれでいいかも。
全体的によくできていたと思いますが
ナレーションだけは
ちょっといただけませんねぇ。
大原さやかさんの声は好きですけど、
本作の世界観から浮きすぎているのですよ。
ここは重厚な声を出せる
男性の声優さんに
ナレーションを任せて欲しかったですねえ。
それとナレーションを多用し過ぎで
そこだけテンポがおかしくなってる
感じがします。
次回以降、
さらに説明が多くなるでしょうから
ナレーションも増えるかもしれません。
でも視聴者としては
できる限りナレーションは
少なくして欲しいですね。
そこ以外は大満足でした。
今回のまとめ三行
・ベヘモス席巻
・エルが初めてロボットを動かす
・エルの行動が国に波紋を与える