感想(ネタバレあり)
隣の市との合併話が持ち上がる中、
とうとう始まったみずち祭。
予想以上の大盛況に
由乃ちゃんたちも喜びますが
ここに来て、
また丑松会長が暴走。
結構ヤバそうな感じが漂いますが
無事祭りを終えることができるのでしょうか?
また由乃ちゃんは
間野山に残るのでしょうか?
みずち祭のクライマックスは歌ですよ
あわよくば
間野山市と姉妹都市になってもらうため、
ナウマン市長にみずち祭りを
視察してもらおうと
金沢に向かった丑松会長。
ナウマン市長の顔を知らないので
サンダルさん経由で
目印を身に付けることに。
誰でもわかる目印。
丑松会長だった当然・・・
はい、予想通りチュパカブラのマスクw
そして金沢の兼六園で
そんなもん身に付けたら
当たり前のように交番に連行されますわ。
でもチュパカブラのマスクの
インパクトは絶大で
ナウマン市長との合流に成功します。
あとはナウマン市長を
間野山に連れて行って、
姉妹都市になってくれるように
丸め込むだけ。
と思ったらやっぱりハプニング発生。
丑松会長の車がガス欠w
今どきガソリンのメーターに
気を止めない人なんて
いないと思いますけどねぇ。
ホントは丑松会長なんて
放っておきたいところですが、
みずち祭のクライマックスのお芝居の中で
重要な役(村長役)を演じるので
何としても戻ってきてもらわなければ
いけないのです。
結局高見沢さんが運転する
コミュニティバスで丑松会長とナウマン市長を
迎えに行くことに。
この辺のシーンまでに
これまでの国王たちに実績が
画面に次々に出てきて
視聴者としては懐かしく思えてきました。
これも全話視聴してきた人の特権ですね。
さて丑松会長も間に合ったところで
芝居の開始です。
そしてクライマックスは
璃々ちゃんの生歌披露。
まさかフルで歌うなんて。
璃々ちゃんの歌に乗せて
みずち祭の御神輿がサクラ池の中心へ。
歌の効果もあって幻想的ですね。
こういう場面を実際に見たら
また来ようという気持ちになるかも。
5人それぞれに選択!!そして王国の終了
みずち祭が無事終わり、
5人の任期も終わりです。
間野山に残る者、
そして間野山を出る者、
5人とも自分の道をしっかりと
見つけたようですね。
そして終わると言えば、
チュパカブラ王国も
国王の退位と共にその役目を終えました。
由乃ちゃんたちのおかげで
チュパカブラに頼らなくても
自分達ができることをすれば
それが地域振興に繋がったり、
文化継承になることがわかりましたからね。
だからある意味、
この流れは自然かもしれません。
間野山を後にする由乃ちゃん。
由乃ちゃんの決断は間野山を出ること。
名残惜しいですが
それが由乃ちゃんの決断。
由乃ちゃんの見送りにたくさんの
人々が。
この1年でたくさんの人々と出会い、
成長した由乃ちゃん。
この間野山での経験は
きっと彼女の財産になったことでしょうね。
間野山を出た由乃ちゃんが向かったのは
南の島?
「ようこそ木春由乃様」という垂れ幕を持った
人々の元に走り寄る由乃ちゃん。
どうやらここが由乃ちゃんが決めた
次の目的地のようですね。
この様子だとまた
町おこしの手伝いをしそうな気が。
ここでサクラクエストはおしまいです。
終わりに
最終回としては
上出来だったと思います。
これまでの積み重ねによって
町おこしとしては微妙だったけど、
少なくとも間野山の人々のやる気を
引き出す契機にはなりましたから。
トータルでみれば
本作は大変面白かったと思います。
ただやっぱりPAのお仕事シリーズとして
SHIROBAKOと比較対象されたのが
本作最大の悲劇でしたね。
SHIROBAKOの出来が凄すぎて
どうしてもそれに比べられたら。
あと町おこしなんて
即効性は出る代物ではなく、
効果が出るまで数年のタイムラグが
あるのが普通ですからね。
即効性のある町おこしをメインに据えるなら
アニメの聖地になるようなお話に
した方がもっと視聴者の食い付きが
良かったかもしれません。
個人的には
この半年ものすごく楽しめたので
満足です。
製作に携わったスタッフのみなさん、
ありがとうございました。
今回のまとめ三行
・丑松会長がまた問題起こす
・みずち祭りが終了して王国も終了
・由乃ちゃんは次の舞台へ