落第騎士の英雄譚 第11話「無冠の剣王Ⅰ」の感想 「勝ったらチャラって査問会の意味無いじゃん」

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感想(ネタバレあり)

今回は前半と後半でタッチが異なる演出がしてあります。
まあ、視聴者の鬱憤を溜めさせて、
次回でスカっとしてもらおうというのでしょうけど、
ちょっとあざとい感じがします。
それと話が無理すぎるとも感じました。

前半は普通の日常パート。
生徒会長の過去の話とかを流して
生徒会長良い人アピール。
まあ後半パートの卑劣さをアピールするのに
丁度よい感じですね。

そして問題の後半パート。
森の中でキスをする一輝とステラの姿が
ゴシップ新聞に掲載されて大問題に。
まあステラも一国の皇女で国賓扱いですから
マスコミも狙っているでしょうに、
外でキスするなんて一輝にしては軽率です。

でもこれを仕組んだのは以前一輝たちを襲わせた
小太りのおっさん赤座。
この人黒鉄家の一門みたいで、
一輝を毛嫌いしているようです。

その赤座は国際魔道騎士連盟日本支部の役職にあるらしく、
その鶴の一声で
不純異性交遊をした一輝を査問会で裁くことに。

なんでステラがおとがめなしで一輝だけ査問されるのでしょうか?
まあたぶん今回の査問会が日本支部が行うものだからと思いますけど、
この査問会はうさんくさいですわ。

さて、
査問会というのはいわゆる裁判ごっこ。
正式な裁判と違って弁護人や傍聴人とかいませんから、
査問会を開く方がやりたい放題できます。

銀河英雄伝説の第2期でヤンに対する査問会の話がありましたけど、
このアニメの原作者さんもあれから今回のヒントを得たのでしょうか。

査問会が開かれている間も代表選抜戦は続行。
なぜか国際魔導師連盟の施設で一輝のために
代表選抜戦が行われます。
一輝さん気を使われていますね(棒読み)。

そんな不利な中でも勝ち続ける一輝。
ステラからはステラの髪の毛が届けられます。
愛する人の髪の毛でやる気だすって戦時中かよ。

この不毛な査問会。
10日以上続いているのに何ら結論が出ません。
一輝を精神的に追い詰めるためにやっているのでしょうけど、
無駄な時間です。

ただ一輝の方もかなりきつそうで、
ここで形勢逆転を狙って、
国際魔導師連盟日本支部の支部長たる
一輝パパとの面談を求めます。

しかしこの面談は大失敗。
一輝としてはずっとパパに認められたくて強くなっていたのに
パパが一輝に何にも期待していないことがわかって意気消沈。
それどころか今の状態が迷惑とさえも。
実の息子の酷い言い様です。

それは置いとくとして、
冷たい速水奨さんの声も素敵ですね。
昨日のごちうさのチノパパの温かみのある声も素敵ですけど、
こっちの冷たい声も痺れます。

パパとの面談で打ちひしがれた一輝に
次の代表選抜戦の相手が知らされます。

次の相手は東堂刀華。

そう前回珠雫を倒した生徒会長さまが相手。
さらにこの生徒会長を倒せば、
今回の不純異性交遊は不問に付すと。

ちょっと待て、
こんだけ拘束して代表選抜戦で勝てば
無罪放免っておかしすぎるだろ( `ー´)ノ
話に無理があり過ぎ。

まあアニメだからご都合主義は仕方無いのかもしれませんけど、
これはちょっと無理筋過ぎるのではないかと思います。

今回のまとめ三行

・前半は生徒会長メイン?
・査問会でいびられる一輝
・パパから期待されていないことを分かって落ち込む一輝

 

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