アルスラーン戦記第15話「シンドゥラの黒豹」を見た感想 「王太子殿下がお人よし過ぎてつらい」

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感想(ネタバレあるよ)

 

今回は全編シンドゥラ遠征です。

ガーデーヴィの軍と激突するパルス軍。

やはりパルス軍強いです。

アルスラーンの兜似合っていませんけど、

ガーデーヴィの軍を寄せ付けません。

 

で、すべてが終わった後に出てくる

ラジェンドラ氏。

 

あんたをシンドゥラの国王にするため

パルス軍は遠征しているのに、

あんたとあんたの軍勢何やってるんだ。

そう言いたくなります。

 

たぶんパルス軍を

散々利用しようとしているのですね。

鳥海浩輔さんが声を当てていますから、

小者っぷりが際立っています(褒め言葉)。

 

鳥海さんの声を聞くと

ズヴィズダーのヤスを思い出すのは私だけでしょうか。

 

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今年こそパルスにとって良い年に

 

さてガーデーヴィの軍勢を退けたパルス軍は、

シンドゥラ国内で新年の儀式を行います。

パルスでも新年は祝うのですね。

去年はパルスにとって最悪の年でしたから、

今年こそ良い年になってほしいものです。

 

そんな儀式が終わった後、

ヤス・・・じゃなかったラジェンドラ氏が

パルス軍の陣営を訪れます。

 

 

ラジェンドラ氏は

アルスラーンに近づきスキンシップ

(いわゆる腐女子の皆さん向けのサービス)をした後、

大事な話をアルスラーンにしたようです。

 

この後はアルスラーンと

側近たちでの討議。

 

どうやらラジェンドラ氏は

これ以後パルス軍と別行動を取ることを

アルスラーンに通告してきたようです。

 

ラジェンドラ氏曰く

「ガーデーヴィの軍勢を挟み撃ちにするため」と。

 

でもダリューンをはじめ、

アルスラーンの側近たちは

ラジェンドラ氏を言葉をそのまま受け取りません。

 

おそらくパルス軍を

囮に使うつもりだとみんな看破しています。

 

そのためナルサス以外は

ラジェンドラと別行動を取るのに反対。

 

一方ナルサスはラジェンドラ氏に思惑を分かった上で

条件を付けて別行動を取るように進言します。

 

結果ナルサスの意見が採用。

流石は軍師。

他の全員が反対だったのにそれを一人でひっくり返すとは。

まあナルサス以外、

アルスラーンの側近は脳筋ばかりですからねえ。

 

その後パルス軍とラジェンドラ氏の軍勢は

別行動を取ったみたいなので、

どうやらナルサスが付けた条件を

ラジェンドラ氏は受け入れた模様。

 

そのため、

道案内人としてジャスワント

がパルス軍のところにやってきます。

 

でもこのジャスワント、

どうやらガーデーヴィ側に立っている

シンドゥラの宰相が放った刺客。

 

そんなやつをパルス軍の道案内に送り付ける

ラジェンドラ氏はホント良い性格をしています。

ラジェンドラがジャスワントを刺客だと気付いているかは

わかりませんけど。

 

一方ジャスワントは根は良い人みたいで、

アルスラーンを襲おうとした毒蛇を

一刀のもとに切り捨てます。

 

ガーデーヴィの軍勢を勝たせるつもりだったら

ここでアルスラーンを助けなければいいのに、

思わず身体が動いてしまうジャスワントは

刺客としては失格です。

 

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ギーヴの人たらしの技能は男性にも有効

 

ラジェンドラ氏と別れたパルス軍は

ガーデーヴィ側の城塞を攻めようとしますが、

ナルサスの具申により休戦の使者を城塞に送ります。

 

使者となったのはジャスワントとギーブw

ジャスワントは現地人だからまだ分かりますが

なぜギーブを使者にしたのでしょうか。

 

あの物言いですから

相手を怒らせる可能性が高いのに。

でも予想に反してギーブは

しっかり使者の役割を果たし、

城塞の城主は休戦にちょっと乗り気。

 

そんな時

人目をはばかって城主に自分の身分を明かす

ジャスワント。

 

ジャスワントは城塞の兵力を使って

パルス軍の兵站部隊を攻撃し、

パルス軍の進撃を止めるつもりのようです。

 

兵站を攻撃するのは

兵法の基本。

ジャスワントも

しっかりと兵法を学んでいるようですね。

 

でもそんなことは

パルス軍の性悪軍師の予想の範疇。

 

逆にパルス軍にはめられた城塞の軍勢は大損害を出し、

城主はダリューンの槍で貫かれて戦死。

ジャスワントもギーブとの一騎打ちに敗北し

捕らわれます。

 

普通ならジャスワントは

処刑されるはずですが、

アルスラーンはジャスワントを命を助けます。

 

おそらく誰が親だか知らないジャスワントに

アルスラーンは自身を重ね合わせたのでしょう。

 

アルスラーンがジャスワントを助けるだろうことを

ギーブやナルサスは予想していたらしく、

小言を言いながらジャスワントを解き放ちます。

 

この後ジャスワントは

どうなるのでしょうかねえ

(ED見ればネタバレですけど)。

 

さてナルサスとダリューンは

アルスラーンがパルス王家の血を受け継いでいないことに

感づいているようです。

 

だがそれでも

アルスラーンが国王になった方が良いと思う二人。

もう完全にアルスラーンに心服していますね。

 

そしてアルスラーン自身も

自分がパルス王家の人間でないことに気付いており

苦悩します。

 

それでもなお

アルスラーンに忠誠を誓うダリューン。

ホント日本人が好きそうな

忠義の士ですねダリューンは。

 

次回はガーデーヴィ自身が

戦象部隊を率いて出陣してくるみたいです。

来週も戦闘メインの話になりそうですね。

 

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今回のまとめ三行

・ジャスワントは敵側なのに毒蛇からアルスラーンを助けるお人よし

・ラジェンドラを裏をかこうとするナルサス

・パルス王家の血を受け継いでいなくても忠誠を誓うダリューンはカッコいい

 

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