信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~第38話の感想 「また助蔵が嫉妬の炎を燃やしてる」

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感想(ネタバレあり)

 

今回から新しいお話に突入です。

桶狭間の戦い以降、

順風満帆だった織田家が

窮地に陥っていくのですけど

千鳥や助蔵は大丈夫なんでしょうか?

 

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助蔵がまた嫉妬でおかしくなる

 

元亀元年正月。

信長は同盟相手の徳川家康を

京の都に招いて

その労をいたわっています。

 

信長からすれば

家康は東側の防波堤。

武田信玄という強敵を防いで

くれる大事な大名ですからね。

 

家康が裏切らないように

しっかりと恩恵を

与える必要があるのです。

 

さて家康の護衛として

服部半蔵も京に都に来ており、

同じ伊賀者である

千鳥と助蔵に挨拶しますが、

半蔵と千鳥が仲良さそうに

話す姿を見た助蔵は

嫉妬の炎を燃やし始めます。

 

ホント助蔵単純ですねえ。

そんなことするなら

さっさと千鳥に告白すればいいのに。

 

千鳥も心の底では

助蔵のことを・・・

うん、無いなw

 

たぶん千鳥は想い人は

信長だから。

 

千鳥から見た助蔵は

親しい友人枠兼使いやすい仲間

って感じなんでしょうね。

 

このままだと

助蔵報われないような気がしますわ。

 

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信長のホントの目標は?

 

信長は家康に対して

兵の出兵を要請します。

目標は若狭国の武藤家。

 

若狭国の国衆相手にわざわざ

同盟国に出兵を要請するなんて

普通はありえません。

 

織田家の兵力だけで何とでも

なるはずなのに。

 

もちろん武藤家攻めは建前。

本当の目的は若狭国の右隣り、

越前国を治める朝倉家だったのです。

 

以前書きましたが朝倉家も

織田家と同じく斯波家の守護代から

国を奪って戦国大名になった家柄。

 

そのため朝倉家と織田家ってライバル関係に

あったのです。

 

そして現在の当主の朝倉義景は

プライドだけが高くて

どんどん勢力を拡大する

信長が大嫌い。

 

一方信長としても

越前国のような豊かな国を

義景みたいなアホが治めているのが

我慢できないのでしょうね。

 

それに義景は将軍足利義昭の介して

いろいろ指図しても無視しているし。

 

だったら建前何て捨ててそのまま

朝倉家を攻めればいいじゃんと思いますけど、

それができない理由があったのです。

 

実は信長の妹お市さんが嫁いだ浅井家は

朝倉家の古い同盟国。

そのため浅井長政は信長と同盟を結ぶ際、

朝倉家を攻める場合は浅井家の許可を

得るように条件を付けていたのです。

 

だったら浅井家の許可をとればいいじゃん

ということになりますが、

浅井家の家臣団には多くの朝倉派がおり、

織田家と同盟を結ぶ長政としても

おいそれと許可を与えることができないのです。

 

そのことを知っている信長は

浅井長政が気付く前にさっさと

朝倉家を滅ぼすため、

武藤家攻めを隠れ蓑にしようと

しているのですね。

 

しかしこのことが

後々大変なことになるのですけど・・・。

 

今回はここで終了。

次回からはいよいよサブタイトルになっている

金ヶ崎攻めでしょうか?

 

次回も楽しみです。

 

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今回のまとめ三行

・家康に協力要請

・お市さんは二人目を懐妊

・ホントの目標は朝倉家

 

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