信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~第48話「殿といつまでも」の感想 「実家の兄より旦那様が大事」

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感想(ネタバレあり)

 

今回は浅井家のお話がメイン。

長政の父、

久政のごり押しで

織田家と敵対関係となってしまった

浅井家ですが、

問題は織田家から嫁いでいる

お市さんの処遇です。

 

果たしてどうなるのでしょうか?

 

 

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夫婦の絆は強かった

 

朝倉家と挟撃して

信長を倒す。

それが成功していれば

浅井家は織田家に代わって

京の都や近江南部を制圧できたかも

しれません。

 

しかし信長を倒すことに失敗、

これからは織田家の圧力を

浅井家が受けることになるのです。

 

そして信長の浅井家に対する信頼が

ものすごく強かったことが

今度は逆に浅井家を

窮地に追いやることになります。

 

信じていた者に裏切られることほど

屈辱的で悔しいことは

ありません。

信頼が強かっただけ

恨みも強くなってしまうのです。

 

 

ただ長政は知りませんけど、

信長って意外なほど

1度目に寛容なのです。

 

例えば信長の弟である信行は

2度謀反を起こしますけど、

1度目は許されましたし、

後に謀反を起こす荒木村重も

信長は説得しようと何度も

書状を送っています。

 

だから長政が1度は考えた

日本中の甘いものを集めて

信長に献上するという案は

もし実行されていれば、

上手くいったかもしれません。

 

ただし裏切りを主導した

久政の首ぐらいは要求したかも。

 

 

さて前述したように

お市さんをどうするかです。

 

長政はお市さんと結婚する前に

六角家から嫁を貰っています。

それは浅井家が

六角家から押し付けられた嫁であり、

浅井家が六角の勢力下から脱すると

すぐに離縁しています。

 

戦国の世では実家が敵対関係になったら

離縁することが結構あり、

例えば武田家が今川家に侵攻した時、

今川家の縁戚だった北条家は

当主氏政の奥さんとなっていた

武田信玄の娘と離縁してますので。

 

 

だからここで長政が

お市さんと離縁しても

何らおかしい事ではないのです。

 

でもお市さんは

離縁を拒否。

まだ20代で長政が×2に

なるのが見るに堪えないとか

言ってますが、

ホントは長政の身が心配なのでしょうね。

 

それにいざとなったら

自分が使者となって

長政の命乞いをすることだって

できますので。

 

 

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信長の命を狙うのは?

 

浅井家と敵対関係なったため、

京の都から岐阜に戻るためのも

危険を伴うようになってしまいました。

 

そこで光秀は

信長に南近江から伊勢に抜けて

岐阜へ向かうルートを提案します。

ただしこのルートを通る場合も

リスクがあります。

 

実はルート上のある大名が

隠れ住んでいるという噂があるのです。

その大名というのが六角承禎。

そう元南近江を支配していたけど

信長に刃向かったせいで

すべてを失ったアホです。

 

そしてその配下には

信長と千鳥に恨みを持つ忍者が。

 

今回はここで終了。

次回は奴による信長暗殺計画の

実行ですね。

まあその結果、

奴は日本史上最も過酷な

刑罰を受けることになりますが、

本作でその場面描くのですかねぇ。

 

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今回のまとめ三行

・お市さんは浅井家に留まる

・帰り道は山奥を進むルート

・信長にリベンジを果たしたい忍者が

 

 

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