ジョーカー・ゲーム第8話「ダブル・ジョーカー(前編)」の感想

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感想(ネタバレあり)

 

今回の主人公は蒲生。

 

 

 

 

 

 

日本軍の重要文書を国外に持ちだそうとする

英国外交官のしっぽを掴むのが

今回のミッション。

 

ターゲットの外交官グラハムは

猜疑心が強いくせに単純で見栄っ張りという

どちらかというと扱いやすい相手。

 

猜疑心だけ強いということは

一回信頼を得ることができれば

あとは簡単ですので。

 

 

蒲生はグラハムの執事である張を

ギャンブルと借金で取りこみ、

難なくグラハムのしっぽを

掴むのに成功します。

あとは上司である結城中佐に

報告して終了・・・のはずでしたが。

 

 

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D機関ではありません、風機関です

 

蒲生が報告した上司、

それは結城中佐ではなく風戸中佐。

そう蒲生は諜報機関風機関の工作員だったのです。

 

前々回阿久津中将が武藤大佐に新しい諜報機関を作る旨

話をしていましたけど、

それがこの風機関だったのでしょう。

 

風機関の責任者である風戸中佐のモットーは、

 

「躊躇なく〇せ、潔く〇ね」

という典型的な陸軍軍人。

 

 

「死ぬな、〇すな」がモットーの結城中佐とは真逆です。

 

だからそりが合わないのでしょうね。

 

もともとスパイの目的は情報収集。

場合によっては〇すことも必要ですけど、

〇しては情報の入手元を失うことになりますし、

それが元で足が付いてしまう危険性もあります。

 

自身がスパイだった結城中佐はそのことを身を持ってい知っているので

ああいうモットーを貫いているのでしょう。

 

その一方風戸中佐は典型的な陸軍人であり、

陸軍主流派が信じている

「生きて虜囚の恥ずかしめを受けるな」

を自身も信じているのでしょう。

 

一般兵士としてならともかく、

スパイとしては2流と言ったところでしょうか。

 

 

今回は運よくグラハムのしっぽを掴むことができましたけど

果たしてこのまま進むのでしょうか。

 

ちなみにグラハムの情報はD機関にも伝わっており、

阿久津中将は風機関とD機関を争わせるつもりのようです。

 

阿久津中将的には風機関に勝ってもらいたいところですけど、

もしもの時のためにD機関も使うつもりなんでしょう。

 

当然風機関が失敗したら風戸中佐ごと処分して

自分は知らぬ存ぜぬを貫き通すのでしょうけど。

 

阿久津中将を声をやっている西村知道さんは

ゼータガンダムのジャミトフやエルガイムのギワザなど

権力を持った策士をやらせたらホント上手いと思います。

 

演じている声優さんだけでも視聴する価値がある本作。

次回D機関がどう動くのか楽しみです。

 

 

今回のまとめ三行

・グラハムの執事を取りこむ

・伝達手段は意外なもの

・D機関ではなく風機関

 

 

 

 

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