信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~ 第28話『松永台風上陸』の感想 「じじい、幼気な忍び(助蔵)に変な本読ませるな」

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感想(ネタバレあり)

 

今回は

松永久秀が

信長の家臣になるお話ですが、

タイトル通り、

台風のごとく、

いろいろ波風立てやがりましたわ。

 

 

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手土産で信長の心を鷲掴み

 

前回千鳥に説得されて

信長の家臣になることを

決めた松永久秀。

 

でも

信長が家臣になることを

認めてくれるかどうか?

 

少しでも

家臣にしてくれる確率を上げるため

久秀は

手土産を持参してきました。

 

まずは信長大好きな

甘いもの

 

そういえば前回千鳥が

信長は甘いもの云々って

言ってましたね。

 

当然甘いものに目がない

信長はかなり友好的な様子に。

 

まあ結局この甘いものは

御毒見と称して

光秀が食べちゃいますがw

 

それに怒った信長は

光秀を折檻。

 

光秀は真面目に

信長の身の安全を思って

御毒見したのに。

 

こんなことが積み重なったから

後に本能寺の変が起きたのかも、

 

 

掴みはOKだった久秀は

次の手土産を信長に献上します。

 

それは九十九茄子

 

教養が無いに等しい

千鳥と秀吉は茄子と聞いて

野菜のナスを思い浮かべますが、

この九十九茄子は茶道具。

それも天下に名高い一級品。

 

それこそこの九十九茄子と引き換えなら

国の一つや二つくれてやるという

大名がいてもおかしくないくらい

茶道をやる人間なら

喉から手が出るほど欲しがる一品。

 

こんな天下に名高い名物を

ポンとプレゼントする久秀って・・・。

 

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悪いことも良いことも何でもやってる

 

信長は久秀を

家臣に加えることに肯定的なようですが

光秀は久秀のこれまでの

所業を考えて

否定的な意見を信長に述べます。

 

まあ光秀の意見はまったく正論です。

だって久秀って、

同僚を謀殺するわ、

将軍を暗殺するわ、

さらに東大寺の大仏殿を焼きはらうわ、

もうやりたい放題の男。

 

いくら

日本最初の天守閣を作ったり、

名物茶器のコレクターだったり、

毎日お灸をしたり、

クリスマスを理由に休戦したり

かなり凄いことやってる人物であっても

信用できる訳ありません。

 

光秀が言う通り、

絶対に謀反起こすだろと

思いますわ。

 

でもね、

謀反の日本史代表たる

光秀が言っても説得力ナッシングですw

 

 

光秀の説得にも

関わらず信長は

久秀を家臣とします。

 

その理由は

松永久秀のような

大物も信長の家臣になったということは

信長ってすごいんじゃね?

と世間が思うから。

 

世間がそう思えば

これ以降

信長の家臣になりたい人間が

どんどん出てきて、

戦をせずに織田家の力は強大となることでしょう。

 

その代わり、

久秀が家臣になることで

信長の家臣は奇人変人ばかりと

後指指されそうですけどw

 

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幼気(いたいけ)な助蔵に変なもん読ますな

 

久秀って

もう一つ業績があります。

それがHのハウツー本を作ったこと。

 

千鳥にセクハラまがいの

質問をして

それに対する助蔵の態度を見取った

久秀。

 

助蔵の態度から

千鳥のことが好きと推察した

久秀は

助蔵に黄素妙論という

自分が書いた本を読ませます。

この本はいわゆるHのハウツー本で・・・。

 

あかん、

絶対これネタにした

薄い本が夏コミ来そうw

 

いろいろありましたが

無事信長の家臣になった久秀。

果てしておとなしく

信長の指示に従うのでしょうか?

 

次回以降も楽しみですわ。

 

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今回のまとめ三行

・久秀は手土産持参

・光秀が言っても説得力無し

・千鳥は男を知りません。

 

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