感想(ネタバレあり)
前回までは
戦闘の段取りの悪さに
イライラしていましたが
今回はハルヒロが
ようやく周りを見れるようになって
少しづつ改善に向かっている感じがします。
マナトから託された
リーダーという地位が
ハルヒロを成長させている感じがします。
まさに地位が人を作るといったところ
なんでしょうね。
マナトと比べてしまう
しかしハルヒロがどんなに努力しても
独力ではどうしようもない問題があります。
それが前回パーティ―に加入したメリィに
関すること。
前任の回復役だったマナトは
パーティメンバーが傷を負うと
かなり早い時点で回復魔法を使って
傷の手当てをしてくれていました。
まあ、それが仇となって
マナト自身、自分が傷ついたときに
傷の手当てができず、
それが致命傷になってしまったのですが。
それに対してメリィ。
パーティメンバーが少々傷ついても
回復魔法を使おうとせず、
回復魔法を温存する傾向にあるのです。
さらに
他の仲間との連携を取ろうとせず、
そのため余計な労力や手間が
かかっている感じがします。
ホント輪を乱す問題児。
ランタとは違う意味で。
まあランタもランタで問題ありますが、
それでも自分の役割を理解し、
パーティのために働いています。
しかしメリィの方はそんな気持ちが
微塵も見えません。
すべて自分のためにやっているとしか
思えないのです。
メリィのトラウマ
メリィが話を乱していることについて
他のパーティメンバー間にも
かなりうっ憤が溜まってきている
ような気がします。
まあここまで爆発しないのが
凄かったのですけどね。
やっぱり無理にパーティに
入ってもらったという
負い目があるからでしょうか?
反発を集める行動を取るメリィ。
でもそれは
メリィ過去のトラウマが原因でした。
メリィは以前加入していたパーティーで
仲間を3人失っていたのです。
メリィがMP管理をしていたら
仲間を助けられたのかもしれない。
だからこそ
回復魔法をギリギリまで使わない。
そして罪悪感から笑わなくなった。
う~ん、重たいです。
メリィも仲間を失い
ずっと自分を攻めているのでしょう。
そのため行動が消極的になり
それがパーティに迷惑をかけるという
悪循環です。
このすばと異なり、
どんよりした気分になりますけど、
なかなか解決しないでしょうねえ。
メリィ自身に何とかしたいという
ハッキリとした気持ちが生まれない限り。
果たしてメリィは
ハルヒロたちと打ち解けることが
できるのでしょうか。
まあ、同じ仲間を失ったもの同士、
仲良くなればいいと思いますけどね。
今回のまとめ三行
・色恋沙汰に敏感なランタ
・ハルヒロが周りを見れるようになる
・メリィが回復魔法を出し惜しみする理由