感想(ネタバレあり)
退寮まであとわずか。
寮母さんの話、
寮の倉庫の壁に掛かれていた落書きで
やる気がマックス状態になった
かおすが4本のネームを完成させます。
そしてその中の1本、
女子高生の日常を描いたネームのタイトルは?
そうきたかと多くの視聴者は思うことことでしょう。
進路調査でかおすと小夢の実家の仕事がわかった
学校に進路調査表を出すことになった4人。
当然4人とも第一志望は漫画家。
でも進路調査表には
最低第2志望までは書かなければいけません。
この点琉姫は
第2志望に保母さんを書いたようです。
もともと子供が好きで
動物さんが出てくるような漫画を描きたかった
琉姫なので、
保母さんになりたいというのは
よくわかります。
まあ、実際に描いている漫画は
到底子供には見せられませんけどねw
第2志望をどうするか?
悩む残り3人。
このうち小夢は
お菓子屋さんがいいかもと言い出します。
別に小夢がお菓子が大好きだから
という訳ではありません。
実は小夢の実家が洋菓子屋だったのです。
その話から
実はかおすの実家もお菓子屋さん(和菓子)
だったことも発覚。
そしてここからなぜか
二人で和洋お菓子ユニットを組むという話に。
どうしてそっちに話が飛んだw
つ~か、お菓子ユニット組んで
どうするつもりなんんでしょうか?
その後、
翼が実家のことを考えて絶望し、
さらに怖浦先輩もやってきて
何か滅茶苦茶に。
楽しく描けなくなった寮母さんの決断
いきなり現れた寮母さん。
そして寮母さんの部屋に招かれた4人。
そこで寮母さんの過去の話を聞くことに。
寮母さんが高校時代、
漫画を描いていたのは
これまでのストーリーの中で描かれましたが、
どうして漫画を描くのを止めたかは
わかりませんでした。
その理由に一端がここでわかります。
要はプロになると
いろいろと制約があって
好きなように描くことができなくなったと。
そのため、
コミックスを1つ出して
プロを止めたらしいです。
寮母さんは
本当に漫画を描くのが好きなんでしょうねぇ。
だから自分の好きなものを描けないという
現実に妥協したくなかったのでしょう。
ちなみに寮母さんが出したコミックスは
読者の評価も高く、
お宝のになっているようです。
多くの人が
寮母さんが漫画家を止めた理由を
知ったら、
勿体ないと思うでしょうねぇ。
でもその決断を後悔していない。
寮母さんは言い切ります。
この寮母さんの話を聞いたことが
エンディング前の
翼とかおすの進路調査表の内容に
反映されたのでしょうねえ。
退寮前の倉庫整理でかおすが見つけたもの
寮の取り壊しまであとわずか。
寮には退寮勧告の看板が出されます。
決まっていたことなので
予想以上にかおすたちは慌てません。
絶対に次住むところを探すことで
一波乱あると思っていたのに。
そして退寮前に整理をしなければいけない
ということで、
かおすたちは寮母さんの手伝いのために
寮の倉庫へ。
そこには資料や寮OGたちの私物が
置かれており、
翼なんかは
自分の漫画に使える資料を見つけて
それをガン見してます。
まあ、ある意味宝の山ですからねえ。
翼のようなことになるのは
よくわかります。
さて、かおすは
倉庫の壁に描かれたOGの落書きを見つけ、
それを凝視することに。
こみっくがーるず爆誕!!
翼との会話、
そして倉庫で見つけた落書きに
刺激を受けたのでしょうか?
やる気になったかおすは
寝食を削りながらネームを描き続けます。
これまでもやる気を出して
必死にネームを描くことがありましたが、
今回は静かな気迫が感じられます。
それを感じ取った小夢が
寝るのを止めて自分も仕事しようと
考えるくらいですから。
そしてかおすのネームが完成。
早速担当編集の編沢さんの元へ。
そういえば編沢さんはどうして
漫画家の道を諦めたのでしょうかねえ。
寮母さんみたいに
過去の話見たいですわ。
さて、かおすが完成させたネームは全部で4本。
まず1本目は恋愛もの。
ただ男性キャラがいきなり薪割りするのはどうかと。
そしてなぜかおやじギャグの連発。
う~ん、
インパクトはあって、
ネットで話題になりそうな気もしますが
連載には向かなそうですね。
次の2本目はH系。
でも全然エロくないw
かおすには琉姫のようなそっち系の
才能は皆無のようです。
つ~か、
こっちでも薪割りかよw
3本目は王道の異世界ファンタジーもの。
冒頭はなろう小説でも
最近はあんまりなさそうな
ベタな設定。
でもキャラが良ければ
一発逆転もあるのですが…
って、やっぱり薪割りしているw
うん、ここまでの3本、
小夢、琉姫、そして翼の描いている漫画の
設定のパクリですな。
でも自分の得意分野ではないので
どうしても設定が残念だし、
自分でも知らないうちに
薪割りに逃げてるw
編沢さんの優しめなダメ出しに
居た堪れなくなったかおすは
帰ろうとしますが、
編沢さんは最後のネームに目を通します。
最後のネームは女子高生の日常もの。
第1話で女子高生らしくないと
アンケートで言われたかおすの
ある意味リベンジ作品って感じでしょうか?
中身はどっかで見たことあるようなもの、
つ~か、この1年の間に
かおすが実際に体験したものですよね、これ。
かおす的には
ネタが尽きた中で描いたものなので
一番自信がなかったようですけど、
そのために小細工がなく、
自然体で描かれていると
編沢さんは評価します。
かおすにはどこか光るものがある。
常々編沢さんが言っていた言葉ですが、
その光るものが随所に見て取れたのが
このネームだったのでしょうねえ。
このネームのタイトルは
「こみっくがーるず」。
当然掲載決定です。
退寮しなければいけない中、
最後の最後で努力が報われたということですね。
終わりに
今回はここで終了。
かおすの漫画ようやく掲載決定です。
ここまで来るのに
11話掛かりましたね。
結局かおすって原作者さんの分身だった
ということなんでしょうかねえ。
だって前述したように
かおすの新作のタイトルは
「こみっくがーるず」ですから。
ただこの漫画って
女子高生の日常を描いているものですから、
退寮して小夢たちとバラバラになったら
すぐにネタに困る様に
なりそうな気がします。
この手の漫画って、
学校のシーンだけでなく、
家のシーンもたくさん必要で、
小夢たちと一緒に住んでないと
絶対にネタ不足に陥ると思います。
さて次回のタイトルは
「いってらっしゃいませ
立派な漫画家さんたち」。
最終回に相応しい
若い漫画家たちの旅立ちの話になるか、
笑い満載の楽しい最終回になるか、
どちらにしても楽しみです。
あとにゃおすはどうするのでしょうかねえ。
ペット可の賃貸って
結構限られる気がしますけど。
今回のまとめ三行
- 進路調査で悩む琉姫以外の3人
- 寮母さんの話を聞いて決意を新たに
- かおす先生の漫画が掲載決定!!