灰と幻想のグリムガル第6話「彼女の場合」の感想 「メリィの抱えるトラウマとは?」

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感想(ネタバレあり)

 

前回までは

戦闘の段取りの悪さに

イライラしていましたが

今回はハルヒロが

ようやく周りを見れるようになって

少しづつ改善に向かっている感じがします。

 

マナトから託された

リーダーという地位が

ハルヒロを成長させている感じがします。

まさに地位が人を作るといったところ

なんでしょうね。

 

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マナトと比べてしまう

 

しかしハルヒロがどんなに努力しても

独力ではどうしようもない問題があります。

それが前回パーティ―に加入したメリィに

関すること。

 

前任の回復役だったマナトは

パーティメンバーが傷を負うと

かなり早い時点で回復魔法を使って

傷の手当てをしてくれていました。

 

まあ、それが仇となって

マナト自身、自分が傷ついたときに

傷の手当てができず、

それが致命傷になってしまったのですが。

 

それに対してメリィ。

パーティメンバーが少々傷ついても

回復魔法を使おうとせず、

回復魔法を温存する傾向にあるのです。

さらに

他の仲間との連携を取ろうとせず、

そのため余計な労力や手間が

かかっている感じがします。

 

ホント輪を乱す問題児。

ランタとは違う意味で。

 

まあランタもランタで問題ありますが、

それでも自分の役割を理解し、

パーティのために働いています。

しかしメリィの方はそんな気持ちが

微塵も見えません。

すべて自分のためにやっているとしか

思えないのです。

 

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メリィのトラウマ

 

メリィが話を乱していることについて

他のパーティメンバー間にも

かなりうっ憤が溜まってきている

ような気がします。

 

まあここまで爆発しないのが

凄かったのですけどね。

やっぱり無理にパーティに

入ってもらったという

負い目があるからでしょうか?

 

反発を集める行動を取るメリィ。

でもそれは

メリィ過去のトラウマが原因でした。

 

メリィは以前加入していたパーティーで

仲間を3人失っていたのです。

 

メリィがMP管理をしていたら

仲間を助けられたのかもしれない。

 

だからこそ

回復魔法をギリギリまで使わない。

 

そして罪悪感から笑わなくなった。

う~ん、重たいです。

 

メリィも仲間を失い

ずっと自分を攻めているのでしょう。

そのため行動が消極的になり

それがパーティに迷惑をかけるという

悪循環です。

 

このすばと異なり、

どんよりした気分になりますけど、

なかなか解決しないでしょうねえ。

 

メリィ自身に何とかしたいという

ハッキリとした気持ちが生まれない限り。

 

果たしてメリィは

ハルヒロたちと打ち解けることが

できるのでしょうか。

まあ、同じ仲間を失ったもの同士、

仲良くなればいいと思いますけどね。

 

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今回のまとめ三行

・色恋沙汰に敏感なランタ

・ハルヒロが周りを見れるようになる

・メリィが回復魔法を出し惜しみする理由

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