感想(ネタバレあり)
今回はもう一人の皇子
ヒルメスさんのパートがメイン。
ギスカールとの仲も
あまりよくない様子ですし、
そろそろ何か仕掛ける頃だと思いますが。
狂信者の討伐へ
王都を脱出したボタン一味が
いろいろと目障りになったようで、
ルシタニアの王弟ギスカールはお困りの様子。
仕方が無いので
信用していない銀仮面こと
ヒルメスさんにボタン討伐を命じます。
失敗したらヒルメスさんを
きり捨てればいいし、
成功したら目の上のたん瘤のボタンを
自分の手を汚すことなく始末できます。
顔はイマイチですが
ギスカールなかなかの策士です。
さすが子安さんが
声を担当しているキャラw
さていつの間にか
ヒルメスさんの配下になっていた
元万騎長サームの助言を取り入れ、
ヒルメスさん一行は3万の兵を集めて
ボタン討伐に出兵します。
しかしまあよく3万も集めたものです。
ヒルメスさんの力というより
たぶんサームの手腕でしょう。
でもこれだけ集めると
逆にルシタニアが警戒すると思いますが。
サームは討伐の途中で
聖騎士団の残党を皆殺しにした
一人の男の噂を耳にします。
誰かと思ったらこちらも元万騎長
クバードでした。
アトロパテネの戦いの時に
シャプールと言い争っていた人です。
見た目通り
ホント気ままに生きているみたいですね。
そのクバードですが
何かヒルメス一行に助勢するようです。
討伐自体は意外と楽勝
ヒルメス一行は
とうとうザーブル城に辿り着きます。
でもザーブル城は
山全部を城塞にした天然の要塞。
そのまませめても犠牲が出るだけ。
そこでサームは策を用います。
これ見よがしに聖旗を燃やし
聖騎士団を怒らせる策を採用。
こんな見え透いた策に乗る
阿呆がまだいるとはw
城の外に誘い出したらあとは簡単。
ヒルメスさん旗下の将帥たちが
聖騎士団を打ち破ります。
でもその一方クバードは
ヒルメスがお気に召さない様子。
そしてアッという間に
クバードはヒルメス一行から抜けてしまいました。
あらら。
さて今回は登場しないと思っていた
アルスラーン一行。
どうやらこっちの王太子さまは
パルス全土に檄文と奴隷解放の命令書を
出すみたい。
でも奴隷解放の書の方は
ルシタニア人を追い出した後に
出したほうが良いと思いますけどねえ。
だってこんなの出したら
奴隷に依存している勢力は
絶対アルスラーンに加勢しませんから。
今回はここで終了。
次回は久しぶりにエトワールが
登場するみたいです。
今回のまとめ三行
・アルスラーン一行がペシャワールに帰還
・ヒルメス一行がボタン討伐へ
・元万騎長クバードがヒルメス一行と決別