ゴブリンスレイヤー1話より引用
感想(ネタバレあり)
今回は日常回。
バトルはありません。
その代わり、
ゴブスレさんを巡る
女の戦いが起こりそうな予感が。
こういうことが起こりそうなのも
平和だからです。
ずっとこの平和が続けばいいのに。
前回第9話の内容を振り返りたい方は
こちらの感想記事をご利用ください。
【アニメ】ゴブリンスレイヤー第9話の感想 「ゴブスレさんの言葉が剣の乙女を落とす」
前回は水の街編のラスト。
結局ゴブスレさんに
剣の乙女さんが
夢中になってしまうという
結末でした。
平和な日常で女の戦いが勃発した?
牧場の見回りの後、牛飼娘と一緒にギルドに向かうゴブリンスレイヤー。
魔神王も倒され、みんな平和な日々を享受している。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
平和です。
ゴブリン相手に死闘を繰り広げる
アニメとは思えないくらいに平和ですね。
でも平和だからと言って
戦いが全くない訳ではありません。
ゴブリンを倒すことしか考えていない
愛想のない冒険者。
たぶん多くの人間がゴブスレさんのことを
そう思っていることでしょう。
しかしそんな奴を好きになる女性って
意外と多いようです。
特に女神官。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
他の女性キャラ以上に
嫉妬心が顔に出ています。
まあね、まだ15歳ぐらいですからね。
自分の気持ちを顔に出さないという
ことができないのでしょう。
でもだからこそ、
応援したい気持ちになりますわ。
その一方今のところ一歩リードしているのが
たぶん牛飼娘。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
幼馴染という地位を
最大限に使い、
ゴブスレさんを膝枕w
小さい頃の記憶が
ゴブスレさんを自分の元に
置いておきたいという気持ちに
拍車を掛けているのかもしれませんが、
案外この人強引ですからねえ。
今回の膝枕をするところを見ても
そう思います。
まあ、ゴブスレさんが嫌がってないので
ゴブスレさん的にも牛飼娘には
いろいろな感情があるのでしょう。
たぶん愛だの恋だのではなく、
守らなければいけないという気持ちだと
思いますけど。
今回の冒頭でも描かれていましたが
ゴブスレさんとそのお姉さんの平和な日々。
でもそれはゴブリンのせいで
一瞬で終わってしまいます。
そのトラウマがあるからこそ、
幼馴染である牛飼娘に対する
守らなければいけないという気持ちが
強くなっているのでしょうね。
女神官や牛飼娘と同じように
ゴブスレさんに憧れる受付嬢。
水の街から来た手紙に興味を
持ったり、
ゴブスレさんの方を見たりする仕草を
見るとこの人もゴブスレさんに気があるのが
バレバレ。
まあ、受付嬢という職務があるから
他の女性陣のように距離を
一気に縮められないのが見ていて
もどかしいですけど。
まあそれでも剣の乙女よりはマシですね。
だってあの人はゴブスレさんの近くに
いることができないので。
だからこそ今回、
自分の存在をゴブスレさんに誇示するために
手紙を送ったのかもしれません。
あと妖精弓手もゴブスレさんに
少し興味があるみたいですけど、
まだ恋までは行ってないような気がします。
まあ、そのうち恋することに
なるかもしれませんけど。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
これはみんなで食事をするシーンですけど、
ある意味ゴブスレさんと女性キャラの近さを
物語っているように見えます。
一つ屋根の下生活している牛飼娘と
ずっと冒険している女神官が
ゴブスレさんの隣をゲットし、
最近に一緒に行動している妖精弓手が
真正面。
そして依頼を出す受付嬢がちょっと離れていると。
女の戦い、
勝利するのは誰なんですかねえ。
平和な日常の終わり!!奴ら(ゴブリン)は確実にやってくる
今日も見回りに余念がないゴブリンスレイヤー。
そしてゴブリンスレイヤーはあるものを見つけてしまう。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
一番見つけたくなかったもの。
それを見つけてしまうゴブスレさん。
それというのは当然ゴブリンの痕跡です。
ゴブリンスレイヤー10話より引用
どう見ても
1匹や2匹ではありません。
間違いなく大軍です。
でもある意味良かったですねえ。
仮に昨日の夜に攻め込まれたら
ゴブスレさん一人で迎撃しなければ
いけませんでしたから。
ゴブリンの用心深さに
助けられた感じです。
確かゴブスレさんが以前に
ゴブリンの習性を話していましたよね。
ゴブリンは襲撃する前に
下見をすると。
それにしても何匹で
偵察すればこんなにたくさんの
足跡が付くのでしょうか?
襲撃は確実なので
ゴブスレさんは手を打つ必要があります。
まあ、襲撃されるとわかっているなら
牧場を捨てて逃げるという手も
あるんですけどね。
終わりに
今回はここで終了。
牛飼娘は先のことなんて
考えらえないという感じのことを
言ってましたが、
あれ完全にフラグでしたね。
日常回で平和な日々を
視聴者に見せた後で
過酷な現実にゴブスレさんたちを
直面させて
視聴者にも絶望を与える。
ホント落差激しすぎ。
でもそこが本作の良いところでもあります。
平和と日常は隣り合わせ。
いつやってきてもおかしくない。
そして魔神王が倒されても
魔物が全部いなくなる訳ではない。
ゴブリンの欲望には
魔神王云々は関係ないのですから。
今回の場合、
平和な日常を見せる一方、
ゴブスレさん以外のキャラの
性格がちょっとづつ描かれていましたが
これが次回以降の伏線にもなります。
一般的に冒険者なんて利己的。
でもこの世界、
特にゴブスレさんの周りの冒険者は
ちょっと違うということを
今回描くことで
次回以降冒険者たちの行動が
正当化することができるので。
次回以降は本格的な
戦闘に入ることになるでしょう。
ゴブリンスレイヤー屈指の
大規模戦闘。
今から楽しみです。